不動産ローンで詐欺が

なんでも不動産のローンを整理してあげますなどと上手に騙して、なんと2000万円をだまし取った、不動産管理会社の経営者がいたのだというではないですか。もっとも警視庁に逮捕されたので判ったのですが。

なんでも東京の不動産管理会社「エスプラナード」という会社の経営者で沢田正則容疑者が旨いこと人を騙して、詐欺の疑いで逮捕されたのです。

なんと沢田正則容疑者は「銀行と交渉してマンションのローンを整理してあげます。交渉には預かり金がいります」と旨いことをいって、横浜に住んでいいる73歳の老人男性ら3人から、総額で2000万円をだまし取った疑いが持たれているではないですか。

なんでも沢田正則容疑者は「交渉が成立しない場合、預かり金は返還します」とちゃんと覚書を交わして、相手をすっかり信用させてしまっていましたが、なんと実際には銀行なんかとは一切交渉はしていなかったということです。もっとも最初から騙すつもりですから交渉などするつもりなんか無かったのでしょう。

なんと手口は「不動産売買のバブルがはじけて、今いい時だから5、6000万集めて銀行へ持っていけば、ローンを解消できると」いったちょっとよく考えれば怪しいと思える言葉でも、すっかり騙されてしまったわけです。

なんでも被害にあった人は、投資用にマンションを買ったものの、地価の下落で多額のローンを抱えてなんとかしたいと思っていた人たちでした。そこにつけ込まれたわけですが、警視庁では沢田正則容疑者がワンルームマンションの購入者リストを元に、少なくとも10数人からおよそ1億円をだまし取ったとみて余罪を追及しているということです。

不動産担保ローンがマジックのように解消されることはありませんので、甘い言葉には注意が必要です。