不動産まとめローンについて

不動産担保ローンもそうですが、不動産まとめローンで融資を受ける場合にも審査が必要になります。審査をするときに一番に重要視されるのは「その人が信用できるかどうか」つまり信用度です。その信用度は、ローン会社によって異なりますが、自宅の居住年数や自宅の電話の有無、保険証の有無、既婚か未婚か、仕事の勤続年数の5つの項目で大方決めます。

居住年数は、長い方がいいのですが、一人暮らしをしているのに生まれた時からここで暮らしていますというのは、常識的に考えておかしいのでやめましょう。何事も常識の範囲内でお答えください。ご自宅の電話は、必ず有りでお申し込みください。ご自宅に電話がない場合は、携帯電話を連絡先にしてください。携帯以外に連絡は来ないので大丈夫です。勤務先の規模を表す保険証は、審査の時には特に重要視されます。国民健康保険証が一番弱く、次が社会保険、一番強いのは組合保険証になります。この順番で審査に影響を与えますので、組合保険証が一番いいです。身分証明をローン会社に提出するときには、免許証かパスポートがあれば充分です。

家族構成は、結婚していてお子さんがいるというのが一番信用度が高いです。次が既婚子供無しで、最後が独身の場合です。一人暮らしは、あまり信用されません。勤続年数はもちろん長い方がいいです。しかし、学校を卒業した年と入社した年が合わないというのではいけません。これらの他にも、職種や現在住んでいる建物の種類、就業形態なども重要な点です。

まとめローンでは、年収が負債比率の基準に使われます。ほとんどの大手金融会社は、まとめローンのボーダーラインを年収の50%としていますので、クレジットカードを上手に使って負債金額の調整を行っておいてください。年収の増やし方としては、給与明細書を使うのが一番いいでしょう。直近3か月以内で残業を沢山した時の給与明細書を持っていき、ボーナスをもらっていなくてももらっているといえば、融資額が上がります。

不動産担保ローンを借りられなくて、複数の金融機関から融資を受けている人にとって、まとめローンができるかできないかはとても大切ですので、万が一不動産担保ローンが受けられなかった場合のことを考えて、色々な金融会社を調べておくことをおすすめします。