サラリーマンへの不動産ローンの融資について

サラリーマンへの不動産ローンの融資についてですが、一般のサラリーマンの方でも最近は1億円もの融資を受けるという人が多くなってきています。それに伴って、銀行などが全般的に融資に積極的になってきています。銀行各社は中小企業に対しては「ビジネスローン」に力を入れていますので、中小企業であっても今までは融資を受けられなかった会社でも融資を受けることができるようになったという事例がでてきています。

主力銀行金融機関はなぜここまで融資に力を入れているのでしょうか。理由は、銀行が収益力の向上に力を注いでいるからです。これまでは、収益力の向上よりも財務の体質改善に力を入れていたのです。不良債権という負の負担から自己資本比率が下がり、当面を公的資金の注入などでしのぎ、不良債権問題の解消を進めていき、リストラ等のコスト削減の努力も行ってきました。その努力が実り、自己資本比率が銀行各社とも向上してきて、健全な財務の体質が実現されたため、多くの銀行が収益力の強化に力を入れてきているのが実情です。主にはビジネスローンなどで中小企業が恩恵を受けていますが、アパートローンも同じで、バブル時代に負った痛手が大きく、あまり不動産投資には積極的ではなかったのですが、最近はその傾向が変化してきています。

不動産ローンで銀行各社は数年前までは、不動産投資への融資は借入希望者の属性がかなりいい場合でなければ融資の審査を通すことはなかったのですが、最近では銀行にもよりますが、事業計画書がきちんとしていれば融資の審査を通すようになってきています。現在は不動産投資への融資が非常に受けやすい状態ですので、不動産投資にご関心のある方にとっては、とても良い機会なのではないでしょうか。

不動産ローンはサラリーマンだからそんなに大きな額は借り入れられないという方は、不動産担保ローンで融資を受けてみてはいかがでしょうか。不動産担保ローンは使い道は本人の自由ですので、担保にできるご自身名義の不動産であれば借入がしやすいのではないでしょうか。サラリーマンの収入だけでなく、副収入も欲しいという方は、不動産担保ローンで融資を得て不動産投資をしてみるのもいいかもしれませんね。